傘の骨 素材 あれこれ

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傘は主に「生地」「骨」「手元」の
パーツから成り立っています。

傘の重さに最も関わるパーツが『骨』になります。
その素材は従来のスチールと、
カーボンファイバーやグラスファイバー等の
軽量なものに大別されます。

骨は親骨と受骨からなります。

「親骨(おやぼね)」は生地の縫いに添う長い骨。
傘のサイズはこの骨の長さで表示をします。
「受骨(うけぼね)」は、下ろくろから
親骨の中間部に向って
下支えするようなかたちの短い支持骨です。

この親骨と受骨をつないでいるのが「ダボ」
と言われるもので、いわば関節の部分になります。

スチール
強度はありますが、反面、重くなります。
鉄にめっき加工を施したものです。
主に亜鉛めっき・ニッケルめっき・黒電着などで
表面加工をしています。
型はU字型と丸型があります。
U字型は最も使われています。
丸型は弾力性はありますが、
グラスファイバーの台頭により、
減少をしています。
スチールの良さは見た目のグレード感
と生地を張った時に
適度な引っ張る力が働くために
カーボンと比べて綺麗な
フォルムになります。

カーボンファイバー
航空宇宙産業からスポーツ・レジャーまで
幅広く使われる素材です。
炭素繊維を原料に用いた強化プラスチックです。
コストはスチールやグラスファイバーと比べ
非常に高価になります。
ただ非常に軽い素材なので、
軽量を訴求する製品にはカーボン素材が用いられます。

グラスファイバー
ドーム型の競技場の屋根素材で使われたり、
釣り竿やゴルフクラブなどにも利用されています。
ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて
強度を向上させた複合材料で
FRPとも呼ばれています。
傘骨で一番折れやすいと言われているのが、
親骨です。
グラスファイバーは弾力性がある素材なので、
多少風に煽られても骨が折れにくく、
もとに戻る特性があります。
ただ、過度な負荷がかかると
骨が折れてしまう場合があります。
またその折れた骨の断裂面に触れると
ガラス繊維を使っているために、
骨が折れたままでの使用は危険です。

親骨と受骨は大体同じ素材を使いますが、
サイズが違う場合があります。
その理由は、傘を開く時には受骨に
負荷がかかりやすく
折れやすいため、太さを変えることで
強度や耐久性をアップさせるためです。

最近は軽い傘が人気のために
ファイバー系の骨は増加傾向にあります。
ただ 骨がしなりに強い分、
ジョイントなど関連部分に負荷がかかり
壊れやすい傾向もあります。
強度や耐久性よりも
軽さがテーマの骨になります。

「ろくろ」とは2種類あり、
上ろくろ…親骨の先と中棒をまとめる部品です。
下ろくろ…傘を開閉するために受骨を
中棒部分にまとめる部品です。

このように傘の骨の素材はいろいろあり、
その素材の特性によって
メリット、デメリットがあります。

傘にこだわるあなた。

こだわりの傘の記事はこちらです。

http://aqua-60.net/?p=532

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